9月3日に、令和6年度土木学会全国大会研究討論会「気候変動の緩和・適応に向けた自治体と大学の連携の実例と課題」にて、田村副機構長らが登壇して本学が業務委託を受けている茨城県地域気候変動適応センターの取組などを紹介する予定です。

本会は、9月3日の10時よりはオンライン(Zoomウェビナー)で開催されます。どなたでも登録不要、無料でご参加いただけます。時間になりましたら、下記のURLに直接アクセスください。

・主題
地球温暖化対策推進法と気候変動適応法に基づく、カーボンニュートラルと適応策の推進は全国の自治体の課題となっている。一部の県は大学の土木系部署と先端的な連携を始めている。本研究討論会は、そうした事例の中心になっている方々をお招きし、現在の具体的取り組みと課題についてご講演をいただく。その後、気候変動の緩和と適応の実践に不可欠な、産(特に地元の企業)と民(特に地元の若手)を巻き込むためのアイディアや、施策立案の障害となる知見の不足とその解消方法などについて、参加者と意見交換を行う。

・座長
花崎直太(国立環境研究所気候変動適応センター)

・話題提供者
田村誠(茨城大学/茨城県地域気候変動適応センター)
原田守啓(岐阜大学/岐阜県気候変動適応センター)
川越清樹(福島大学/福島県気候変動適応センター)
岩見麻子(熊本県立大学)

 

2024年9月3日(火)10時~12時

10:00-10:05 花崎直太(国立環境研究所)

開会・趣旨説明

第1部 地域の気候変動適応に果たす土木技術者(土木魂)の役割
10:05-10:15 肱岡靖明(国立環境研究所)

地域の気候変動適応の概況

10:15-10:30 川越清樹(福島大学)

気候変動における適応・緩和の推進に向けた福島県と福島大学の連携

10:30-10:45 田村誠(茨城大学)

茨城県における適応・緩和の推進に向けた大学の実践

10:45-11:00 原田守啓(岐阜大学)

環境と社会の変動に適応した地域を実現するための「岐阜モデル」

第2部 地域にフォーカスする地球環境委員会
11:00-11:15 川越清樹(福島大学)

影響評価検証と地域貢献を目指した福島県フィールドでの取り組み

11:15-11:25 岩見麻子(熊本県立大学)

地域資源を核とした熊本県における協働の取り組み

11:25-11:55 パネル討論+会場からの質問受付
11:55-12:00 閉会