ICASサポーターズのみなさま

 新しい年が明けました。どんな新年を迎えられたでしょうか。今回は大変遅く
なってしまいましたが、12月号をお届けします。今年もどうぞよろしくお願いい
たします。
 
 伊藤哲司(tetsuji.ito.64@vc.ibaraki.ac.jp)


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 昨年は大変お世話になりました。ありがとうございました。年始は天候に恵ま
れきれいな富士山を見ることができました。
 本年も皆様にとって素晴らしい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 今回は、「日越大学学生インターンシップ」の報告、「第13回学生サステイナ
ビリティフォーラム」の案内等を記載します。どうぞ最後までご覧ください。
(今井葉子)


――◆◇ 【活動報告】台風19号災害調査団の第一回報告会(12/11)◆◇――
 令和元年台風19号災害調査団(伊藤哲司・横木裕宗共同団長)の第一回となる
報告会を12月11日(水)夕刻に、図書館ライブラリーホールで開きました。5つ
の計画研究および3つの公募研究すべてから進捗状況について報告があり、約80
人の学内外からの参加者に聞いていただくことができました。発災から2ヶ月後
ということで、高い関心と今後への期待を寄せていただき、NHK水戸や複数の新
聞社での報道がなされました。今回の報告会にあわせて作成した報告書が下記に
あります。

 https://www.ibaraki.ac.jp/hagibis2019/researchers/IU2019hagibisresearch1streport.pdf

 各グループでの報告により、調査団の内部的にも、調査地の重なりなどの情報
が共有され、今後の連携を確認することもできました。年度末には中間報告を、
発災後1年後を目途に最終報告ができるよう進めていきます。(伊藤哲司)


――◆◇【報告】日越大学学生のインターンシップ(10/28~12/13)◆◇――
 10月28日より始まった日越大学MCCD(気候変動・開発)プログラムのインター
ンシップですが、長期で滞在していた7名の学生が各研究室での研究の他、茨城
キリスト教大学と常磐大学の学長インタビュー、月ノ井酒造・株式会社 諸岡・
環境省訪問等を行い、12月13日に帰国いたしました。初めてのインターンシップ
生受け入れであり、不手際も多くありましたが、学生の満足度は非常に高く、全
ての学生が無事に帰国することができました。皆様方のご協力・ご支援に感謝申
し上げます。詳細は大学HPにインタビュー等を掲載しておりますので、ぜひご覧
ください。

 https://www.ibaraki.ac.jp/global/mccd/index.html

 日本での経験をもとに、これから本格的に修士論文に取り組む予定です。今後
ともご支援よろしくお願いいたします。(竹内亮・水永啓子)


――◆◇【案内】国文学研究資料館との共同シンポジウム(2020/2/13)◆◇―
 国文学研究資料館との共同シンポジウムが2月13日(木)午後より、国文研にて
開催されることになりました。
 2017年5月、人間文化研究機構国文学研究資料館と茨城大学地球変動適応科学
研究機関は、学術交流協定を締結しました。
 そこで、同資料館が推進する文科省「日本語の歴史的 典籍の国際共同研究ネ
ットワーク構築計画」事業の一環で、 「歴史資料を活用した減災・気候変動適
応に向けた新たな研究分野の創成」という異分野融合型の共同研究を3年間にわ
たって実施してきました。
本シンポジウムでは、様々な専門分野の研究者が一堂に会し、これまでの成果と
今後の展望を議論します。

 2020年2月13日(木)
 13:30-17:00 [13:00開場]
 国文学研究資料館2階 大会議室
 〒190-0014 東京都立川市緑区10-3

 詳細は下記をご覧下さい。(田村誠)

 https://www.icas.ibaraki.ac.jp/kokubunken200213/


――◆◇【案内】第13回学生サステイナビリティフォーラム
        @水戸(2020/2/27)◆◇―――――――――――――――
 持続可能性(サステイナビリティ)に関する諸問題の解決に向けた取り組みの
一環として、学部生・大学院生が分野の枠を越えて行う研究交流「学生サステイ
ナビリティフォーラム」を毎年開催しています。本フォーラムでは、さまざまな
部局の学生が他分野の人に分かりやすく研究・活動内容を伝える技術と、他分野
の意見に触れて自らのテーマに閉じこもらない広い視点を身につけることを目的
に一堂に会して、ポスター発表を行います。皆様の参加をお待ちしております。
(堅田元喜)

 日時:2020年2月27日(木)
 会場:水戸キャンパス理学部K棟
     インタビュースタジオ& アクティブラーニングスペース
 申込方法:ポスター発表希望者は、下記のwebサイト「登録フォーム」から
      お申し込みください。

 https://www.icas.ibaraki.ac.jp/sustainabilityforum200227/

 登録〆切:2月17日(月)


――◆◇【研究活動報告】白未熟粒発生率論文の公開および
    プレスリリースについて(2019/12/19) ◆◇――――――――――
 農学部の増冨祐司准教授、ICASの田村誠准教授、今井葉子研究員らは、茨城県
農業総合センターなどとの共著で温暖化による水稲の白未熟粒発生を予測する論
文をを発表しました。本研究は文科省SI-CAT等の助成を受けて実施されました。
 本研究では、日本の主要品種であるコシヒカリ(全国作付面積の35%)を対象
に2010年代から2040年代までの地球温暖化による白未熟粒発生率の変化を、1km
四方の精度で初めて推計するとともに、その経済影響を定量的に評価しました。
12月19日にプレスリリースを行ない、同日にNHK水戸、日本農業新聞、日経新聞
等で報道されました。(田村誠)

〇プレスリリースの内容は以下からご覧ください。
 https://www.ibaraki.ac.jp/news/2019/12/19010622.html
 https://iopscience.iop.org/article/10.1088/2515-7620/ab52e7


――◆◇ 編集後記 ◆◇――――――――――――――――――――――――
 2020年が明けました。みなさま、どんな新年を迎えられたでしょうか。オリン
ピック・パラリンピックが開かれる今年は、ICASが次へのステップへと発展的に
進む年にもなります。今年もどうぞご協力とお力添えをよろしくお願いいたしま
す。
 気候変動への危機感が、世界的にも高まっています。私たちのやる仕事は、今
後ますます重要性を増してくることでしょう。これからも心してしっかり取り組
んでいきましょう。
 メルマガVol.44はいかがだったでしょうか。このメルマガに対してご意見・ご
要望があれば、ぜひお寄せください。ご寄稿もお待ちしております。お問い合わ
せ等は、下記のメールアドレスまでお願いします。(機関長・伊藤哲司)

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┃   ICASメルマガ編集委員会                        ・
・   2020年1月6日発行                              ・
・   問い合わせ・投稿先:icas-con@ml.ibaraki.ac.jp   ┃
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