関東地方あたり、早めの満開の桜を迎えています。新型コロナウイルスの感染
拡大が懸念されていますが、いかがお過ごしでしょうか。このメルマガも、今回
が最終号です。その理由は、メルマガ自体をご覧ください。今後のことについて
は、またご連絡いたします。
 
 ICAS機関長
 伊藤哲司(tetsuji.ito.64@vc.ibaraki.ac.jp)


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 3月も下旬になり、大学は入試を終え卒業の季節となりました。皆様お元気で
お過ごしでしょうか。
 今月は、新年度に設立される「地球・地域環境共創機構」の最新情報や、年度
末にICASを離任・退職される方々からのご挨拶をお届けします。
 ICASメールマガジンは今回で最終号となります。長らくのお付合いをありがと
うございました。お忙しい時期かと思いますが、どうぞ最後までご覧ください。
(今井葉子)


――◆◇ 【最新情報】「地球・地域環境共創機構」設立について ◆◇―――
 地球変動適応科学研究機関(ICAS)は、2006年5月に設立されました。それか
ら13年、気候変動への適応、およびサステイナビリティ学を標榜して先駆的で精
力的な活動を続けてきたICASは発展的に解消し、新機構に移行します。2020年4
月1日に地球変動適応科学研究機関(ICAS)と広域水圏科学教育研究センター
(CWES)が組織統合されることになりました。

  新機構名称:地球・地域環境共創機構
  英語名称:Global and Local Environment Co-creation Institute
  略称:GLEC(読み方は「グレック」)

 この新たな機構の中に4つの部門が設定されます。
 
  気候変動対応部門
  流域圏環境部門
  農業・生態系環境適応部門
  人間・社会経済部門

 新機構の中心を担う機構長・副機構長についても、太田次期学長の指名で決ま
りました。部門長については、なお調整中です。

  機構長:蓮井誠一郎
  副機構長(研究担当):桑原祐史
  副機構長(教育担当):伊藤哲司

 ICASおよびCWESの専任教員は、新機構に配置換えとなります。ICAS兼務教員は、
自動的にGLEC兼務教員には移行せず、それぞれのご意志を確認することになりま
した。今まで水戸・日立・阿見の3拠点で活動をしてきましたが、これらに加え
て、潮来(現在のCWES)と水戸駅南サテライト(新設)の5拠点での活動に移行
します。ICASとCWESのレガシーを受け継ぎ、さらにパワーアップして「地球」と
「地域」を結び、多くの方々とよりよい環境を共創していく、そんな新機構の展
開にも、ぜひご期待ください。(伊藤哲司)


――◆◇ 「茨城県における気候変動影響と適応策―水稲への影響―」
         の発行 ◆◇―――――――――――――――――――――――――
 茨城大学と茨城県地域気候変動適応センターは、同センターによる初めての報
告書として、「茨城県における気候変動影響と適応策―水稲への影響―」と題し
た冊子をこのほど発行しました。
 気候変動の影響は多岐にわたりますが、本報告書では水稲への影響と適応策に
焦点を絞り、最新の予測データや予想される気候の変化に適応して持続的に生産
を行うための考え方について、一般向けのわかりやすい言葉で紹介しています。
茨城大学、茨城県・茨城県農業総合センターの関係者のほか、農研機構の研究者
も執筆者に名を連ねています。研究の実施にあたっては文部科学省「気候変動適
応技術社会実装プログラム」(略称:SI-CAT)の一部助成を受けています。
 詳細は下記をご覧ください。

 https://www.ibaraki.ac.jp/news/2020/03/18010716.html


――◆◇ ICAS運営委員の退任 ◆◇―――――――――――――――――――
 本年度をもって運営委員の2名の先生が離任されます。ご挨拶を寄稿していた
だきました。

★増冨祐司 准教授(農学部)★
 私事ではありますが、3月31日をもって茨城大学を退職し、4月1日から国立環
境研究所気候変動適応センターの主任研究員として赴任いたします。おそらくメ
ルマガに寄稿するのは、Vol.1以来だと思います。そのときはたしか運営委員に
着任ということで自己紹介をさせていただきました。今回がVol.47で最終号とい
うことですから、なんとも区切りのよい?感じになっております。ICASでの一番
の思い出は、10周年記念事業ですね。準備のときは正直しんどいなと思っていた
のですが、実際やってみると楽しくて、いい思い出になっています。個人的にも
農業セッションのファシリテーターをやらして頂いて、大変よい経験になりまし
た。それからやっぱりICASでは異分野の人との交流が楽しかったですね。サステ
ィナビリティ学入門の講義のあとに学生も含めたパネルディスカッションみたい
なのがあったんですが、その時の哲学・政治の話が大変面白くて!理系頭には目
から鱗でした。こういう仕掛け作りとしてのICASは本当に素敵でした。組織とし
てはGLECとなるようですが、是非是非こういう活動・仕掛けをこれからも作って
いってください。ではでは、皆様の益々のご発展を祈念して。ありがとうござい
ました。

★竹内亮 助教(日越大学)★
 ICAS助教の竹内亮です、お世話になっております。2020年3月31日をもって茨
城大学を退職させていただき、4月1日より福岡女子大学に講師として着任いたし
ます。茨城大学は私にとって正式な教職員として勤めた初めての大学でした。こ
の一年間は、初めて取り組むことばかりで、皆様には大変なご迷惑をおかけした
ことを、まずお詫び申し上げます。とくに日越大学の運営においては、教職員の
皆様、事務の皆様には大変なご迷惑をおかけいたしました。皆様との協働のなか
で、初のインターンシップ生受け入れを無事に終えることが出来たことを大変嬉
しく思っております。皆様のご協力に御礼申し上げます。また、北関東はおろか、
東日本での生活も私にとっては初めてのことでしたが、観光や食事(飲み会)を
含めて大変充実した日々を送ることができました。生活の中では、特に日の出、
日の入り時間の差や味付けの差が印象に残っております。今後もベトナムおよび
(九州を中心に)資源管理に関係する研究を行っていく予定です。皆様と交流さ
せていただく機会もあるかと思います。職場は変わりますが、これからもご指導
ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。以上、失礼いたします。


――◆◇ ICAS職員退職 ◆◇――――――――――――――――――――――
 本年度7名の方が退職されます。力強くICASを支えてくださった皆様です。ご
挨拶を寄せていただきました。

★今澤真紀(事務補佐員)★
 2017年6月から3年間、皆さまには大変お世話になりました。ありがとうござい
ました。茨城県に引っ越して来て7年目、ご縁があってICASで働くことになり、
初めは”気候変動”という言葉に対してすら聞き慣れない言葉だと感じていまし
た。それが3年経った今では、自分なりに環境問題について考えるようになり、
ICASのおかげで自分がいい方向に変わったと感じています。振り返ると、ICASで
はランチの時間を始めとして、色々な先生方やスタッフと幅広いジャンルに渡っ
てたくさんお話しをさせて頂きました。仕事からだけでなく、そのような貴重な
体験からも、今後のヒントをたくさん頂いたと感じています。とにかく、楽しか
ったです!ありがとうございました。

★金子美幸(事務補佐員)★
 在職中はICASの皆様はもちろん、ICASの枠を超えてたくさんの方々に大変お世
話になりました。本当にありがとうございました。至らぬ点も多々あったかと思
いますが、皆様からの温かい叱咤激励の言葉をいただきながらたくさんの経験を
積ませていただきましたこと、心より御礼申し上げます。育てていただくばかり
の3年間でしたが、今後は家庭に戻りICASで学んだ経験を活かしてなお一層励ん
で参りたいと存じます。ICASの皆様とはまた新たなステージでご縁をいただける
ようになることが今後の私の夢です。末筆ではございますが、新機構「GLEC」の
今後さらなる発展と皆様のご多幸、ご健勝をお祈り申し上げ、退職のご挨拶とさ
せて頂きます。

★廣野礼子(日越大学関連事務スタッフ)★
 2017年12月から約2年4か月のあいだ、ICASの皆さまには大変お世話になりまし
た。多分野にわたる諸先生方のお話を伺う機会や国内外の学生と交流する機会も
多く、非常に多くのことを学ばせて頂きました。これらの多岐にわたる活動に微
力ながら携わることができ、大変感謝しております。2020年4月から新機構での
新たなスタートを迎えられるにあたり、皆さまの益々のご活躍を心よりお祈り申
し上げます。

★ラッジ聡子(日越大学関連事務スタッフ)★
 インターンシップ生と活動した日々がつい昨日のことのようです。希望に満ち
たキラキラした目が印象的で、長らく忘れていた知的好奇心を思い出しました。
機会がありましたら今後リカレントプログラム等を利用させていただきたいと思
います。在職中のご厚情に深謝すると共に、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し
上げます。短い間でしたが本当にありがとうございました。

★槇田容子(適応センター産学官連携コーディネーター)★
 約5か月という短い期間ではありましたが、大変お世話になりました。業務で
は至らない点も多々あり、ご迷惑をおかけすることもあったと思いますが、横木
先生、伊藤先生、田村先生など先生方、桑澤さん、事務の方々に支えられて何と
かやってこれました。また、気候変動適応について研究をするきっかけとなった
三村学長に直接お会いできたことは、何よりも忘れられない思い出です。これか
らはJICAへ戻ると同時に法政大学博士課程に進みます。業務では緩和、研究では
適応と、気候変動に携わっていくこととなります。またどこかでICASのみなさま
とご一緒したいです。益々の活躍をお祈り申し上げます。

★今井葉子(ICAS研究員)★
 ICASで学術振興研究員をしている今井です。私は2018年4月から2年の任期で文
科省SI-CATの研究に従事しました。着任した当時、産後の職場復帰のタイミング
で両立への不安がありましたが、SI-CATのプロジェクトでは農業分野の温暖化適
応に関する新しい研究テーマに着手する機会をいただき、多くの貴重な経験をさ
せていただきました。任期を満了できたのは、共同研究者の田村先生・増冨先生
はじめ、農学部の先生方、院生・学生の方々、ICAS本部の皆様からご教示・ご支
援いただいたおかげです。2年間本当にありがとうございました。4月からはS18
テーマ4のポスドクとして東大大学院/都市工の研究室で研究を継続する予定です。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。メルマガでもお世話になり、ありが
とうございました。今後の皆様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

★白木華代(派遣職員)★
 2019年5月より1年弱という短い期間でしたが、皆様には大変お世話になりまし
た。教員、職員問わず皆が得意分野を持つという非常に刺激的な環境の中でお仕
事をする中で、なぜ人は興味を追求するのか、追求し研究した先には何があるの
か、長らく自分の中で封印してきた考えがまたムクムクと顔を上げてきてしまい
ました。また眠れぬ日が続くかもしれません。貴重な時間を与えていただきあり
がとうございました。皆さまのより一層のご活躍をお祈り申し上げます。


――◆◇ 編集後記 ◆◇――――――――――――――――――――――――
 メルマガVol.47はいかがだったでしょうか。4年前の4月に始めたこのメルマガ、
最初を「Vol.0」としたので、今回が「Vol.47」。ついに最終号を迎えてしまい
ました。以前は研究員として在籍していた熊野さんが、そして現在は今井さんが、
毎回メルマガの草稿をつくってくれました。そのほか副機関長の田村さんを始め、
本部メンバーが内容の確認や修正をしてくれて、若干発行が遅れることはあって
も、欠けることなく毎月発行を続けることができました。
 このメルマガは、ICASの活動を伝え記録する役割を果たしてきたのではないか
と思います。作成に関係してくれた全員のみなさまに感謝いたします。今回の記
事にもあるとおり、ICASは新機構に移行します。新機構でもメルマガが発行され
るかどうかについては、まだ決まっていませんが、このようなメディアが果たす
役割は小さくないのではと思います。
 新型コロナウイルスの世界的感染拡大と東京オリンピック・パラリンピック延
期決定という大きなニュースが流れているの中で、この転機を迎えることになり
ました。感染のいち早い収束を願うばかりですが、社会のさまざまな問題を捉え
直す機会でもあるかなと思います。
 三村先生が学長に就任された2014年9月から5年半、多くの方に支えられて、機
関長の大役を務めさせていただきました。至らぬ点もたくさんあったと思います
が、希有な経験をさせていただきました。ICASがあってこそ出会えた方々がたく
さんいます。私にとって大きな財産ができました。心から御礼申し上げます。あ
りがとうございました。(機関長・伊藤哲司)


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┃   ICASメルマガ編集委員会                        ・
・   2020年3月26日発行                              ・
・   問い合わせ・投稿先:icas-con@ml.ibaraki.ac.jp   ┃
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