2025年10月12日、日越大学(VJU:Vietnam Japan University)のミーディンキャンパスにおいて、第1回「イノベーションとサステイナビリティに関する国際会議(ICIS2025)」が開催されました。

ICIS2025は、「AI(人工知能)時代における環境・気候レジリエント開発に関するイノベーションと持続可能な発展」をサブテーマとして掲げ、日越大学、茨城大学、立命館大学の共催により実施されました。本学からは学生5名(人文社会学部1年、教育学部4年、人文社会科学研究科2年、理工学研究科1年、同2年)と教職員9名が参加し、全体では8か国から200名以上が参加、約90本の研究論文が投稿されました。

開会式では、乾正知工学部長が本学を代表して挨拶をしました。午前の基調講演では、マイ・チョン・ニュアン教授(ベトナム国家大学/日越大学MCCD※ディレクター)、橋本征二教授(立命館大学)、三村信男教授(茨城大学)の3名が登壇し、「地球沸騰化(global boiling)」時代における環境保護、循環型経済、気候変動対応を通じた持続可能な開発のための革新的な解決策を紹介しました。

午後は4つのパラレルセッションとポスターセッションが行われました。「Climate Resilient Development(気候レジリエントな開発)」のセッションではニュアン教授と田村誠教授、「Disaster Resilience and Sustainability(災害レジリエンスと持続可能性)」のセッションではドゥック准教授(HUS:ハノイ自然科学大学)と伊藤哲司教授が進行をしました。本学からは教員4名、学生5名からのべ10本の発表がありました。

セッション終了後には、若手研究者を対象とする優秀口頭発表(Best Oral Presentations)の表彰式がありました。本学が関わる2つのセッションからは、 「ニントゥアン職業専門学校における屋上太陽光発電(PV)システム研修後の教師の専門的態度・行動・成果の変化に関する評価」について発表したPham Viet Haさん(日越大学MCCD2年)と、「日本における海面上昇による社会基盤・公共施設の浸水リスク評価」について発表した岩間柊斗さん(茨城大学理工学研究科2年)が受賞しました。国際会議の終了後は日越大学MCCD※の同窓会が行われました。

なお、本学関係者は10月11日に日越大学ホアラックキャンパスで開催された日越大学の入学式にも参列しました。10月13日にはハノイ工科大学(HUST)を訪問、工学部が参画しているツイニングプログラムで機械工学を専攻しながら日本語を学んでいる学部2-3年生と日本語会話の交流を行いました。
5名の学生は初めての国際会議でしたが英語で堂々と発表をし、ベトナム人の学生とも親しくなり、ベトナムの文化にも触れて、貴重な経験ができたようです。

※MCCD:修士課程 気候変動・開発プログラム