人間・社会経済部門

~概要~
気候変動に適応してゆくための人間と社会構造の変化の把握と新たなメカニズムの提案、変化する環境への適応に関する知見を取りまとめ、政策等に活かすための提言を行います。その際、自然環境だけでなく、人間の安全保障、地域活性化、人権の問題、歴史学などを含む、環境・社会・経済の統合的な課題解決による持続可能社会のあり方を研究します。


◆◇部門紹介◇◆

人間・社会経済部門は、GLECが設置されたことに伴い、新たに設置され、今後強化されていく部門となります。主な目的は、環境共創を目的とした人間・社会環境に関する教育・研究の実施が挙げられます。具体的には国際政治学、経済学、法学、心理学、社会学、歴史学、民俗学、地理学など人文系のさまざまな方法論を駆使して、環境共創に必要な社会システム、人間システムの分析、提案を行います。また、環境・社会・経済の統合的な課題解決による持続可能な社会のあり方を研究していきます。

GLECは、専任教員以外にも、各学部の兼務教員が所属しています。少しでもご興味をお持ちの先生方は、ご自身の所属等に関わらず参加いただき、GLECの活動に取り組んで頂けたらと思います。先生方には、これまで構築してきたネットワークなどを活用して頂きながら、GLECという窓口を通じて、自治体・産業界・市民など地域とより密接に結びついた活動を展開して頂けたらと思います。

具体的なプロジェクトとしては、現在、日立製作所と連携して行っている「茨城大学―日立製作所連携プロジェクト」が挙げられます。日立市をフィールドとして研究や調査を行い、地域に貢献していくことを目指しています。日立製作所が蓄積してきた経験と、大学の文理融合による研究成果を組み合わせ、学生や地域のさまざまなアクターに加わってもらいながら進めていきたいと考えています。

今後の課題は、個人の研究をベースとして分野横断的なテーマによるさまざまな共同プロジェクトをたちあげ、進めていくことです。そのために、本部門が中心となって定例的な研究会や大学内外の方々との意見交換会を開催するなどし、あわせて学術的な情報発信のための機会を持ちたいと思っています。

水戸芸術館での環境をテーマにした「道草展:未知とともに歩む」(コラボ企画)

~学生へ向けて~

環境共創、持続可能な社会の実現といった課題に取り組んでいく部門です。学生のみなさんともいっしょに地域の課題の解決を目指したいと考えています。専門分野を超え、横断的な教育、研究を実施していきますので、ぜひ、ご一緒してください。

西野 由希子(人間・社会経済部門長)