GLEC関係者(旧ICAS・旧CWESを含む)が執筆した書籍をご紹介します。
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- Interlocal Adaptations to Climate Change in East and Southeast Asia: Sharing Lessons of Agriculture, Disaster Risk Reduction, and Resource Management (2022)
- 「気候変動適応技術の社会実装ガイドブック」(2020)
- Building Sustainable Development Society: Vietnam-Japan Cooperation (2017)
- 「気候変動適応策のデザイン~Designing Climate Change Adaptation~」(2015)
- 「ポスト震災社会のサステイナビリティ学:地域と大学の新たな協働をめざして」(2014)
- 「茨城大学発: 持続可能な世界へ」(2010)
- 「サステイナビリティ学をつくる: 持続可能な地球・人間・社会システムを目指して」(2008)
- 東京大学出版会「サステイナビリティ学」(2011)
- UNU Press “Sustainability Science” (2011)
- その他
Interlocal Adaptations to Climate Change in East and Southeast Asia: Sharing Lessons of Agriculture, Disaster Risk Reduction, and Resource Management
Ito,T., M.Tamura, A.Kotera, Y.Ishikawa-Ishiwata (eds.) (2022) Interlocal Adaptations to Climate Change in East and Southeast Asia: Sharing Lessons of Agriculture, Disaster Risk Reduction, and Resource Management, Springer.
邦訳:伊藤哲司・田村誠・小寺昭彦・石川(石渡)由紀 編(2022)「東・東南アジアにおけるインターローカルな気候変動適応:農業・減災・資源管理における智慧を共有する」シュプリンガー
気候変動適応技術の社会実装ガイドブック
『気候変動適応技術の社会実装ガイドブック』が技報堂出版より出版されました。
本書は、2015-19年度に実施された文科省SI-CATプログラムの成果を書籍にまとめたものです。GLECや旧ICAS関係者も分担執筆しています。
- 田村誠(2020)「茨城県水稲への気候変動影響と適応策」SI-CATガイドブック編集委員会編『気候変動適応技術の社会実装ガイドブック』技報堂出版, pp.65-73.
- 吉川沙耶花・鼎信次郎(2020)「気温上昇と大雨変化の統計的関係性」SI-CATガイドブック編集委員会編『気候変動適応技術の社会実装ガイドブック』技報堂出版, pp.124-127.
- 増冨祐司(2020)「温暖化による水稲白未熟粒発生の増大」SI-CATガイドブック編集委員会編『気候変動適応技術の社会実装ガイドブック』技報堂出版, pp.161-162.
「Building Sustainable Development Society: Vietnam-Japan Cooperation」
ベトナムで書籍が出版されました。本書は、ICASが学術連携協定を結んでいるベトナム社会科学院東北アジア研究所(INAS)が2016年9月に開催した国際会議の論文をベトナム語に翻訳したものです。
ICASの伊藤機関長、田村副機関長、安原名誉教授の原稿もベトナム語で翻訳されています。
「気候変動適応策のデザイン~Designing Climate Change Adaptation~」
2015年4月に三村信男学長(前ICAS機関長)監修の「気候変動適応策のデザイン」がクロスメディア・マーケティングより刊行されました。文部科学省「気候変動適応研究推進プログラム (RECCA) 」と環境省戦略研究 S-8「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」の成果の一部をまとめたものです。三村学長の他にもICASからは、安原一哉名誉教授、田村誠ICAS准教授、増冨祐司農学部准教授らが分担執筆しています。
本書は、「第1部適応策立案編」 で、地方自治体が実際に適応策を立案する際の考え方や手順を、ケーススタディーを交えながらわかりやすく説明しています。また、「第2部科学技術情報編」 では、「シナリオ」 「気候モデル」 「ダウンスケール」 「データ同化」 「影響評価」 といった適応策立案のために用いる科学技術の最新の知見やツールについて、図表を取り入れながら詳細に説明しています。
太田俊二・武若聡・亀井雅敏編/三村信男監修
『気候変動適応策のデザイン~Designing Climate Change Adaptation~』クロスメディア・マーケティング.
2015年4月1日出版.
定価:1,620円(税込).
ISBN978-4844374091
「ポスト震災社会のサステイナビリティ学:地域と大学の新たな協働をめざして」
2014年3月に、茨城大学地球変動適応科学研究機関(ICAS)有志の執筆による『ポスト震災社会のサステイナビリティ学―地域と大学の新たな協働をめざして』が国際文献社より刊行されました。
本書は、2011年の東日本大震災後の「ポスト震災社会」に対してサステイナビリティ学からの課題提起とその実践を論じるために、32名が執筆に参加しました。茨城大学ICASとしては、『サステイナビリティ学をつくる―持続可能な地球・社会・人間システムを目指して』(新曜社)、『茨城大学発―持続可能な世界へ』(茨城新聞社)に続いて3冊目の書籍となります。
田村誠・伊藤哲司・木村競・加藤禎久・坂上伸生編/三村信男監修(2014)
『ポスト震災社会のサステイナビリティ学:地域と大学の新たな協働をめざして』国際文献社.
2014年3月25日出版.
定価:3,500円+税.
ISBN978-4-902590-36-4
目次(PDF)
茨城新聞「茨城大学発: 持続可能な世界へ」
茨城大学と茨城新聞が協力して、茨城新聞の毎週火曜日に2007年6月から2009年8月までの合計103回にわたって「茨城大学発―持続可能な世界へ」という題名でサステイナビリティに関する長期連載を行ってきました。本連載は、温暖化問題だけでなく世界や茨城におけるサステイナビリティの課題を幅広く論じる場として、茨城大学ICAS関係者はもとより、学内の関連分野、北海道大学、京都大学、東洋大学をはじめとする研究教育機関、さらには地域連携活動に取り組んでいる企業や教育関係者にもご執筆頂きました。
こうした多くの方々のご協力の成果が結実し、連載記事を加筆、再編集した書籍が2010年10月に茨城新聞社より出版されることとなりました。
本書は、様々な話題が1000字程度の短い文章でまとめられているため、初めて「サステイナビリティ」の考え方を知るのに最適な書籍です。さらに、サステイナビリティ学を深く知りたい方は、「サステイナビリティ学をつくる」を合わせてご覧ください。
茨城大学ICAS編(2010)
「茨城大学発: 持続可能な世界へ」茨城新聞社.2010年10月10日出版.
定価:952円+税.
ISBN978-4-87273-257-3
目次(PDF)
茨城新聞社、お近くの書店などでお買い求め下さい(ICASでは販売いたしません)。
- 茨城新聞社チラシ
- 茨城新聞(2010/10/13付 17面)
- 2007/11/27 J.Hay教授原稿原文(English)
サステイナビリティ学をつくる: 持続可能な地球・人間・社会システムを目指して
ICASメンバーが一丸となって、サステイナビリティ学の書籍を出版しました。
総勢29名の執筆者が様々な角度からサステイナビリティ学の構築に向けた議論を展開しています。
この「サステイナビリティ学を“つくる”」という書名には、サステイナビリティ学は専門家だけでなく、一般の方々と一緒になって作り上げていきたいという願いが込められています。
本文だけでなく、基本文献の紹介、用語解説などの付録も充実していますので、是非ともご一読ください。
三村信男・伊藤哲司・田村誠・佐藤嘉則編(2008)
「サステイナビリティ学をつくる:持続可能な地球・人間・社会システムを目指して」新曜社.2008年6月5日出版.
定価:2900円+税.
ISBN978-4-7885-1110-1
目次(PDF)
新曜社、お近くの書店などでお買い求め下さい(ICASでは販売いたしません)。
新曜社の書籍情報はこちら。
お知らせ
- 2008/10/22 サステナ第9号(p.93)に書籍紹介が掲載されました
- 2008/08/01 農業環境技術研究所「情報:農業と環境」に書籍紹介が掲載されました
- 2008/7/5 朝日新聞朝刊広告欄に掲載されました
東京大学出版会「サステイナビリティ学」
東京大学出版会「サステイナビリティ学」全5巻シリーズが出版されました。三村信男教授が第2巻と第5巻の編著者として参加しています。
UNU Press “Sustainability Science”
UNU Press “Sustainability Science”全5巻シリーズが2011年より順次出版されています。旧ICASの多くのメンバーが執筆者として参加しています。
Komiyama,H., K.Takeuchi, H.Shiroyama and T.Mino(2011). Sustainability Science: A Multidisciplinary Approach, UNU Press.
・ Nakagawa,M., M.Uwasu and N.Tanaka(2011). Principles of Sustainability Education, 358-365.
・ Tamura,M. and T.Uegaki(2011). Core Competencies, 366-373.
・ Otsuji,H. and H.Gunji(2011). Pedagogies of Sustainability Education, 374-384.
Sumi,A., N.Mimura and T.Masui (2011). Climate Change and Global Sustainability: A Holistic Approach, UNU Press.
・ Sumi,A. and N.Mimura(2011). Introduction: From Climate Change to Global Sustainability, 1-9.
・ Mimura,N.(2011). Overview of Climate Change Impacts, 46-57.
・ Nobuoka,H. and S.Murakami(2011). Vulnerability of Coastal Zones in the Twenty-first Century, 111-132.
・ Tamura,M. and N.Mimura(2011). Adaptation and Mitigation Strategies in Response to Climate Change, 133-149.
Morioka,T., K.Hanaki, and U.Moriguchi(2011). Establishing a Resource-Circulating Society in Asia: Challenges and Opportunities, UNU Press.
・ Nitta,Y., H.Ohta and T.Kato(2011). Regional Sustainability-oriented Agricultural Technology and Biomass Circulation System Devlopment, 218-234.
Osaki,M., A.K.Braimoh. and K.Nakagami(2011).Designing Our Future: Perspectives on Bioproduction, Ecosystems and Humanity. UNU Press
・ Komatsuzaki,M. and H.Ohta (2011). Sustainable Agriculture Practices, 38-49.
Sawa,T., S.Iai, S.Ikkatai eds.(2011).Achieving Global Sustainability: Policy Recommendations, UNU Press
・ Hasui,S.(2011). Climate security and its implications for integrating paradigms of development and security, 279-321.