主催:茨城大学地球変動適応科学研究機関(ICAS)
共催:土木学会 関東支部茨城会
地盤工学会 関東支部茨城県グループ
ATC1国内委員会
地盤災害リスクマネージメントと気候変動適応の融合に関する研究委員会

趣旨
近年、日本では、2011年東日本太平洋沖地震における巨大津波を伴う未曽有の地震災害のみならず、2011年紀伊半島深層斜面崩壊、2013年伊豆半島大規模土石流など、気候変動に起因すると思われる極端現象を経験しています。これは、単に日本に限ったことではなく、2013年の台風ハイエン(Haiyan)によるフィリピンでの激甚高潮災害など、アジアにおいては同様な極端な災害が多発しています。これら大規模化する災害のメカニズムと災害に対する適切で効果的な対応のためには、学問分野間の相互理解と関係機関の強い信頼と協力が不可欠です。
このような観点から、今回、それぞれの分野に関わる二人の研究者をお招きして情報交換と議論をする機会をもつことを企画しました。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

※当講演会の出席者には、土木学会のCPD(継続教育)プログラムの単位が「3.5単位」付与されます。
詳細及び単位認定書は下記よりご確認いただけます。
土木学会 技術推進機構 HP
http://www.jsce.or.jp/opcet/cpd.shtml

CPD単位取得について
激甚災害に関する講演会:認定番号JSCE14-0490 単位数:3.5単位

◆日時:平成26年9月29日(月)13:00-16:30

◆場所:茨城大学水戸キャンパス環境リサーチラボラトリー棟1F講義室
(茨城県水戸市文京2-1-1)

◆プログラム
13:00-13:10
開会挨拶 伊藤哲司(茨城大学 人文学部 教授/ICAS機関長)

13:10-14:20
●演題:「台風Haiyanなどフィリピンにおける気候変動影響と適応策について」(日本語解説付き)
講演者:ロサリナ デ グズマン (フィリピン気象庁 気候データセクション長)

14:30-15:40
●演題:「東日本大震災の被害と復旧復興に係る地盤工学的課題について」
講演者:風間基樹 (東北大学大学院工学研究科 教授)

15:40-16:30
●総合討論“激甚災害にどう対応&適応するか?”(日本語での参加可)
司会:安原一哉 (茨城大学 名誉教授/ICAS 産学官連携研究員)

※参加費は無料で、事前申し込みが必要です。
※定員は70名とさせていただきます。

◆お問い合わせ
e-mail: icas@ml.ibaraki.ac.jp
TEL&FAX: 029-228-8787

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