━━━━━━━                                          ━━━━━━━
┏━┓□┏┓                                              ┏┓■┏━┓
┃┏╋┓┗┛   【ICASメールマガジン Vol.36】2019年4月号   ┗┛┏╋┓┃
┗╋┛┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┗╋┛
■┗━┛                                                      ┗━┛□

 初夏のような陽気が続くこの頃、新入生を迎えたキャンパスは活気にあふれて
います。皆様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか。
 今月号は、「茨城県地域気候変動適応センター設置」の報告、一部の運営委員
の交代・新任教員の紹介記事等を記載します。どうぞ最後までご覧ください。
 ICASは4月に13年目を迎えました。皆様からのご協力を引き続きよろしくお願
いいたします。(今井葉子)


――◆◇ 新年度の機関長挨拶 ◆◇――――――――――――――――――――
 ICAS13年目の年度を迎えました。昨年度までに引き続いて機関長を担わせてい
ただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。三村学長の任期に
あわせて、今回は任期1年ということになっています。また副機関長には、引き
続き専任教員の田村先生に就いていただきました。田村先生・堅田先生に続いて
3人目のICAS専任教員となる竹内亮先生が着任されました。竹内先生は、主に日
越大学関連のコーディネート業務に携わっていただきます。
 ご存じのとおり気候変動適応法が昨年12月に施行され、4月1日に茨城県地域気
候変動適応センターが設立され、その機能を主にICASが担っていくことになりま
した。センター業務は、内部的に見ればICAS業務の一部ということにもなります。
これまでにも精力的に取り組んできた「気候変動影響、適応評価」に加えて、
「気候変動影響に関するローカル情報の収集・検討」「自治体適応策策定支援」
に取り組み、また「公開講座、防災教育、人材育成」を充実させていくことにな
ります。
 このことは、昨年度主に将来構想検討WGで議論し策定した「ICASビジョン
2018」をどう具体化するか、また外部評価で指摘のあった点をどう受けとめ、よ
りよく展開していくかということにも関係します。これからさらに議論を重ね、
さらに充実したICASの展開を図っていきたいと思います。これまでの実績を踏ま
えた質的な転換と飛躍が求められていると思います。
 これまで以上に学外からの要請も大きくなっていくでしょう。体制を整えそれ
に応えていくと同時に、私たちの活動をどう外部に見せていくかということも重
要です。HPやパンフの整備はもちろんのこと、外部からどう見られていくことに
なるのかを常に意識して、アウトリーチも充実させていきたいと思います。
 1年前にも書きましたが、すべての兼務教員が多忙を極めておられることでし
ょう。各自の負担はあまり増やすことなく、しかしパフォーマンスはジワリと上
げる、そんな工夫を凝らした取り組みをしていきましょう。今年度もどうぞよろ
しくお願いいたします。(機関長・伊藤哲司)


――◆◇ 今年度のICAS運営委員 ◆◇―――――――――――――――――――
 今年度の運営委員が以下の通り確定しました。それぞれ下記の役割のいずれか
を分担しながらICASの運営にあたります。どうぞよろしくお願いします。(伊藤
哲司)
 
 	伊藤哲司  ③人文/機関長
	田村誠    ③ICAS/副機関長
	堅田元喜  ②ICAS/専任教員
	竹内亮※  ③ICAS/専任教員
	横木裕宗  ①工学部/第1部門長/地域適応センター長
	藤田昌史  ①工学部
	小荒井衛  ①理学部
	若月泰孝  ①理学部
	成澤才彦  ②農学部/第2部門長
	増冨祐司  ②農学部
	西澤智康  ②農学部
	及川真平  ②理学部
	蓮井誠一郎 ③人文社会学部/第3部門長
	添田仁   ③人文社会学部
	塚原伸治  ③人文社会学部
	長田華子※ ③人文社会学部
	伊藤孝   ③教育学部
	郡司晴元  ③教育学部

  ※は新任 丸付き数字は所属部門
  ①地球システム研究、②農業・生態系研究、③人間・社会システム研究

【役割】
・サステナ教育チーム(主に大学院サステナプログラム運営)
・学生サステナ企画(年度末に企画。今年度は水戸キャンパス開催)
・HP刷新(パンフの内容をベースに刷新)
・セミナーフォーラム企画(内外向けの研究会を定期的に)
・懇話会担当(キャンパス別懇話会を、年度内に最低1回実施)
・将来構想検討(外部評価結果をどう活かすか、
        ICASビジョン2018をどう展開するか)
・メルマガ編集(これまで通り毎月末発行)


――◆◇【報告】4月1日、茨城県地域気候変動適応センター設置 ◆◇――
 国立大学法人茨城大学は、2019年4月1日、気候変動適応法に基づく「茨城県地
域気候変動適応センター」を茨城県と連携して開設しました。その機能をICASが
中心となって担っていきます。
 地域気候変動適応センターは、昨年12月の埼玉県を皮切りに、全国の各都道府
県で設置の動きが進んでいますが、大学を事業者とするセンター設置は全国で初
めてとなります。今後は国立環境研究所気候変動適応センターなどの機関とも連
携しながら、地域の気候変動の影響予測、適応策についての情報収集・分析、自
治体への情報提供や助言、県民への普及・啓発に取り組んでいきます。
 センター長として、工学部教授の横木先生が選出されました。また下記のメン
バーがセンター運営委員となり、茨城県環境政策課の担当者のオブザーバー参加
も得て、4月25日に最初のセンター運営員会が開かれました。6月頃に設立記念シ
ンポジウムの開催も予定しています。ICASのメンバーのみなさんの積極的な参加
を期待します。(伊藤哲司)

	横木裕宗 地域適応センター長/工学部
 	伊藤哲司 ICAS機関長
	田村誠  ICAS副機関長
	堅田元喜 ICAS専任教員
	竹内亮  ICAS専任教員
	原口弥生 人文社会科学部
	伊藤孝  教育学部
	若月泰孝 理学部
	藤田昌史 工学部
	増冨祐司 農学部
	桑原祐史 広域水圏環境科学教育研究センター
	肱岡靖明 国立環境研究所気候変動適応センター


――◆◇【情報】日越大学で3月入学試験を実施 ◆◇―――――――――――
 3月23日に、気候変動・開発(MCCD)プログラムとして2回生となる学生を迎え
入れるための入学試験が実施されました。10人の志願者がおり、うち書類不足で
今回の受験ができなかった1人を除き9人が受験。その結果9人全員が合格という
判断に至りました。そのうち8人が入学手続きをすませました。1回生と同様に、
ナイジェリア人・ミャンマー人が含まれています。なお7月に2回目の入試を実施
する予定で、20人の定員を満たすことが期待されます。
 また翌24日、日越大学MCCDの3人目の専任教員となる採用面接が実施され、
Nguyen Van Quang先生が4月1日に着任されました。日本留学の経験もある男性講
師で、これからの活躍が期待されます。
 M1の学生たちとの修論相談なども少しずつ進んでおり、10月には1回生全員を
インターンシップで日本で迎えることになります。日越大学関連でもますます対
応すべきことが増えていますが、充実感を持ってしっかり対応していきたいと思
います。(伊藤哲司)


――◆◇【開催中】茨城大学発 持続可能な世界へ ポスター展 ◆◇―――――
 2月28日に日立キャンパスで開催した学生サステイナビリティフォーラムでの
発表ポスターを中心に、今年度も主に新1年生向けにポスター展を開いています。
期間は4月22日(月)から5月10日(金)(土日と4月27日~5月6日は閉室)で、
場所は水戸キャンパス図書館展示室です。設立されたばかりの茨城県地域気候変
動適応センターの紹介や、基盤教育科目「サステイナビリティ学入門」(7月6
日・13日開講)の案内も行っています。ぜひ足をお運びください。学生等への案
内もお願いいたします。(伊藤哲司)


――◆◇【情報】2019年度第1回ICASセミナーのご案内 ◆◇――――――――
 今年度第1回目のICASセミナーを開催いたします。新任の竹内先生から研究紹
介頂く予定です。詳細は今後MLでもご案内いたします。ぜひふるってご参加くだ
さい。(田村誠)
 日時:5月10日(金)15:00~
 場所:ICAS講義室
 発表者:竹内亮先生(ICAS助教)
 「自然資源の過少利用問題とベトナムにおけるバイオガス研究」

 発表者が取り組んできた①「日本、ベトナム農村における自然資源過少利用問
題」の研究概要について紹介する。①を踏まえ、発表者が現在取り組んでいる②
「ベトナムにおけるバイオガス利用の発展のための実証研究」について紹介する。

①現在の日本における里地里山の荒廃の要因は、高度経済成長期における燃料利
用、農業形態の変化にある。現在、高度経済成長の最中にあるベトナム農村部の
資源利用の変化について調査を行い、将来的な自然環境の管理について検討した。
②ベトナム農村においては、豚のし尿を利用した家庭用の小規模バイオガス装置
が普及しており、生活に役立ってきた。しかし、小規模養豚経営の環境が悪化し
たため、従来型の装置の利用継続が困難になってきている。本研究ではベトナム
農村部におけるバイオガス利用の発展形態として、バイオガス装置を従来の各家
庭ではなく、小規模なコミュニティで共有する仕組みづくりについて実証研究を
行っている。


――◆◇ ICAS教員の着任 ◆◇―――――――――――――――――――――
 この4月に新しく教員1名が着任しました。自己紹介を寄稿してもらいました。

★竹内亮先生(ICAS専任教員)★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2019年4月よりICASに着任いたしました、竹内亮と申します。ICASでは主に日
越大学関係の業務に従事させていただきます。みなさま、よろしくお願いいたし
ます。
 2018年3月に博士号を取得し、昨年は福岡において研究教育に従事しておりま
した。学生時代をながらく京都で過ごし、実家も広島であり、これまで茨城を含
む東日本とはあまり縁がありませんでした。ですので、着任を機会に水戸市内は
もちろんのこと多くの場所に足を運びたいと考えております。(納豆が苦手なの
で若干の不安はありますが…)
 研究テーマは、ざっくり言えば「ローカルな自然資源の持続可能な管理と利
用」についてです。日本においては里地里山保全活動への参与観察を行ってまい
りました。
 もう一つのフィールドとしてベトナムがあります。ベトナムでも調査票を使っ
た家計調査や、農家の庭に穴を掘ってバイオガス装置を埋めたりなど、一次デー
タの収集から始まる泥臭い研究を行っております。
 ベトナムについては修士課程の頃に旅行で行った際に魅了された結果、研究フ
ィールドとなってしまいました(笑)。
 ベトナム農村に行くと、「日本の農村も昔はこんな感じだったのだろうか?」、
都市部に行くと、「日本の高度経済成長はこんな感じだったのだろうか?」と雰
囲気を想像しております。日本が現在抱える問題に、将来ベトナムが直面せずに
済むような発展経路を研究を通じて提言できればと思います。逆にベトナムの優
れた部分を日本の参考にできればと思います。
 趣味はカメラと、その土地のおいしいものを食べながらお酒を飲むことです。
水戸に来てからは、昔凝っていた自炊も本格的に再開しましたので、是非皆様に
ふるまう機会を作れればと思います(笑)。
 日本およびベトナムにおける調査経験を活かして、日越大学関係の業務を強力
に推進していく所存でです。組織に属すること、事務的な仕事をすることにあま
り慣れておりませんので、みなさまにご迷惑をおかけしてしまうことが多々ある
かと思います。仕事の中で覚えていきながら、いち早くICASの流儀に対応するよ
うに努めてまいります。
 長くなってしまいましたが、今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたしま
す。


――◆◇ 編集後記 ◆◇――――――――――――――――――――――――
 ICASのHPが刷新されたことはお気づきでしょうか。パンフのデザインに合わせ
たものとなりました。内容についてはまだ改善が必要だと思っています。お気づ
きの点があれば、ご意見お寄せください。
 「平成」の時代がまもなく終わり「令和」の時代が始まります。私たち研究者
は、研究上では西暦を使うことが圧倒的に多いわけですが、和暦の変更は象徴的
な意味合いを持っているのだと思います。茨城県地域気候変動適応センターが立
ち上がった今年、ICASにをっても新たな時代の幕開けとしたいものです。
 メルマガVol.36はいかがだったでしょうか。このメルマガに対してご意見・ご
要望があれば、ぜひお寄せください。ご寄稿もお待ちしております。お問い合わ
せ等は、下記のメールアドレスまでお願いします。(機関長・伊藤哲司)


┏┿━━・・・(^_^)/
╂┘                                                ・
┃   ICASメルマガ編集委員会                        ・
・   2019年4月26日発行                              ・
・   問い合わせ・投稿先:icas-con@ml.ibaraki.ac.jp   ┃
・                                                ┌╂
                                  \(^_^)・・・━━┿┛