当日は、学内関係者約30名、県の関係者、民間企業の方など総勢約100名の方々にご参加頂きました。
2020年度の活動報告として、田村先生、成澤先生、若月先生、伊藤(孝)先生よりご説明頂きました。
田村先生からは、県内農家の方々へのアンケート調査から見えた気候変動問題への適応策と今後の課題について、
成澤先生からは、微生物の有用性について、「今後の農業において、有機農業へと転換していく必要性があり、世界での微生物への関心が徐々に広まりつつある」という趣旨のご説明、若月先生からは、東日本台風避難行動調査結果から見えた課題として、「今後災害時において、住民が避難するという判断に資するための有効な情報を出していく必要がある」というお話がありました。伊藤先生からは、県内小学校における気象関連の観察・観測と気候変動対策に関して、「学校現場の先生方は、現場で使える気候変動対策に関する教材などを必要としている」と今後の具体的課題についてお話しがありました。
最後は、横木センター長のもと総合討論が繰り広げられました。
茨城県地域気候変動適応センターシンポジウム-2020年度活動報告-が3月9日にオンライン開催されます。
詳細はこちら(iLCCACウェブサイト)よりご覧ください。→https://www.ilccac.ibaraki.ac.jp/symposium-2020
多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。