GLECと国文学研究資料館とのプロジェクトの共同セミナーが無事終了いたしました。多くの方にご参加いただきましてありがとうございました。
引き続き研究成果の発信をしてまいります。当日の模様を文教速報・文教ニュースへ寄稿する予定があり以下のその原稿です。


【茨城大学】国文研-GLEC共同セミナー開催
 茨城大学は去る3月14日、学術交流協定に基づく共同研究の成果発信として、「人間文化研究機構国文学研究資料館-茨城大学地球・地域環境共創機構 共同セミナー」を国文学研究資料館(東京都立川市)2階大会議室にて開催した。オンラインライブ配信を伴うハイブリッド型の開催で、合計100名以上の参加があった。
 同大は2017年、当時の地球変動適応科学研究機関(ICAS)と人間文化研究機構国文学研究資料館(国文研)との間で学術交流協定を締結した。そこで、同館が推進する文科省「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」事業の一環で、「歴史資料を活用した減災・気候変動適応に向けた新たな研究分野の創成」という異分野融合型の共同研究を3年間にわたって実施した。茨城大学ICASが地球・地域環境共創機構(GLEC) へ2020年度に改組した後も、引き続き国文研と「歴史資料を活用した減災・気候変動適応に向けた文理融合研究の深化」というテーマで4年間の研究プロジェクトに取り組んできた。本セミナーはその成果報告会として企画された。
 渡部泰明国文学研究資料館長による開会挨拶後、研究プロジェクトに従事する研究者とその指導する大学院生らが自身の研究成果を発表した。閉会挨拶において、理工学研究科の小荒井衛教授は歴史典籍の重要性に触れ、現在の自身らの研究成果を参照することになるであろう後世の研究者の視点に言及しつつ、今後の共同研究プロジェクトに対する期待を表明した。

 


3/14(木)の14時からGLECと国文学研究資料館とのプロジェクトの共同セミナーを開催します。
今年度は国文学研究資料館(東京都立川市)にて、対面で開催といたします。オンライン(Youtube配信)でのご参加も可能です。

GLECと国文学研究資料館は、「歴史資料を活用した減災・気候変動適応に向けた文理融合研究の深化」というテーマで2020年度から4年間の研究プロジェクトを行ってきました。
本セミナーでは、様々な専門分野の研究者が一堂に会し4年間の成果と今後の展望を議論します。

オンラインでの参加を希望される方は、下記リンク先もしくはチラシのQRコードをご利用ください。
Youtubeリンク

 

チラシはこちらよりDL可能です。

関連リンク
人間文化研究機構国文学研究資料館
小荒井 衛 (茨城大学大学院理工学研究科 教授)
野澤  恵 (茨城大学大学院理工学研究科 教授)
添田  仁 (茨城大学人文社会科学部 准教授)
西村 慎太郎(人間文化研究機構国文学研究資料館研究部 教授)
田村  誠 (茨城大学地球・地域環境創機構 教授)