──◆◇ 開催報告:学生サステナ・フォーラム ◆◇────

今年で11回目を迎える「学生サステイナビリティフォーラム」を阿見キャンパスのこぶし会館で開催しました。今回は、学生が「他分野の人に分かり易く研究・活動内容を伝える技術を身につけること」および「他分野の意見に触れて、自らの研究テーマだけに閉じこもらない広い視点を身につけること」を目的としました。各学部より様々な分野の47名の発表者が集まり、ポスターによる研究発表を行いました。今回初めて導入された1分間スピーチもいい感じで進みました。
参加者全員の投票で、プレゼンテーション賞・優秀賞・アイデア賞が2つずつ決まりました。

プレゼンテーション賞
〇数値計算を用いたツバル国フナフチ環礁における流動場特性の解明
理工学研究科 小池海さん
〇根部エンドファイトDSEとその内外生細菌の相互作用に関する研究
農学部 橋本実佳さん

優秀賞
〇汽水域における自然的人為的水質 要因がヤマトシジミの成長余力に及ぼす影響
理工学研究科 増子沙也香さん
〇カビを操る内生細菌-菌類に内生する細菌が宿主を コントロールする?-
農学部 松下紗季さん

アイデア賞
〇高等学校における技能向上に関する一考察-スポーツ教育モデルをネット型教材に適用して-
教育学研究科 中田ちひろさん
〇性的マイノリティと就労―どのように生きるのかを働くという 視点から考える―
人文社会科学部 菅野愛生さん

受賞されたみなさん、おめでとうございます!
なお、この「学生サステナ」は毎年キャンパス持ち回りで行っております。来年は日立キャンパスでの開催予定です。


──◆◇学生サステナ開催案内 ◆◇────

【テーマ】
ICASでは、持続可能性(サステイナビリティ)の諸課題の解決に向けた取り組みの一環として、学部生・大学院生が分野の枠を越えて行う研究交流「学生サステイナビリティフォーラム」を毎年実施しています。

11回目を迎える今回のフォーラムでは、学生が「他分野の人に分かり易く研究・活動内容を伝える技術を身につけること」および「他分野の意見に触れて、自らの研究テーマだけに閉じこもらない広い視点を身につけること」を目的にしています。

普段話をする機会の少ない他学部・研究科学生との交流を通して、新たな切り口から自身の視野を広げてみましょう!

 

【日時】
平成30年2月27日(火)
13:00~16:30(12:30受付開始)

 

【会場】
茨城大学農学部 こぶし会館
※水戸・日立キャンパス所属の方にはキャンパス間送迎バスを用意しております

 

【プログラム】

[1. プログラム詳細]

11:00~11:30 (阿見キャンパスに水戸と日立よりバス到着)

12:30~13:00 受付開始・ポスター掲示
13:00~13:10 開会・趣旨説明(ICAS機関長 伊藤哲司教授)

13:10~13:40 奇数番号発表者による”1分間プレゼン”(2.を参照)(20~30件想定)
13:40~14:30 奇数番号ポスター発表

14:30~14:45 コーヒーブレイク

14:45~15:15 偶数番号発表者による”1分間プレゼン”(20~30件想定)
15:15~16:05 偶数番号ポスター発表

16:05~16:10 写真撮影
16:10~16:30 ポスター賞授与および受賞者による発表内容紹介(1人1分間)。

16:30~16:40 講評(ICAS副機関長 田村誠准教授)
閉会(農学部 成澤才彦教授)
終了後片付け

16:45   (阿見キャンパスから水戸と日立に向けバス出発)

[2. 1分間プレゼンについて]
会場前面のスクリーンの前で、発表内容を1分間で紹介していただきます。口頭のみの発表でも構いません。

スライドを利用する場合は、会場備え付けの機器を使用しますので、発表用ファイルを2月23日(金)までにマイクロソフト・パワーポイントあるいはPDF形式でICASまでにお送りください 。

送付先: icas@ml.ibaraki.ac.jp

 

【ポスター賞】
本フォーラムに掲げたテーマに基づいて、学生・教員を含めた参加者全員で投票行い、奇数・偶数番号発表者それぞれの中で【プレゼンテーション賞】【優秀賞】【アイデア賞】を選出します。受賞者には、賞状と副賞が授与されます。

選考基準(参考)
【プレゼンテーション賞】:1分間で分かり易く発表内容を参加者に伝えることができた。
【優秀賞】:図表・字が遠くからでもわかり、情報過多でなく、参加者の質問に的確に応答できた。
【アイデア賞】:分野外の参加者の新鮮な驚きや興味を引き出すことができた。

 

【申込方法】
ポスター発表希望者は、氏名・演題名・所属・学年・指導教員・送迎バス利用の有/無を記載し下記アドレスへご連絡ください。(ポスター要項/送迎バスは下記をご覧ください)

登録締切:2月20日(火)
(申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。発表資料は、当日までに用意をお願いします)

 

【申込先(お問合せ先)】
icas@ml.ibaraki.ac.jp 担当:金子(阿見), 根本(日立), 安島(水戸)
※発表なしでの参加も歓迎です。氏名・所属・送迎バスの有無を連絡ください。

【ポスター要項】
A1サイズ(縦85センチ×横60センチ)大のスペースを用意します。発表資料を当日、自由に展示してください(英語での発表も可能です)。

新しく発表資料を作ることが難しい場合は、他の学会で使用したポスターやゼミ発表等で使用した資料でも構いません。研究計画でも問題ありません。ただし、専門的な部分には「脚注」を付けるなど、工夫を歓迎します(具体例は、ポスター裏面をご覧ください)。ポスター印刷が難しい場合には、2月20日(火)までにご相談ください。

なお、発表資料は、4~5月に来年度の新入生に向けた水戸キャンパスのポスター展にて公開予定です。発表資料の提供をお願いいたします。

 

【送迎バス】
日立・水戸キャンパスとを往復する送迎バスを出します。

[日立キャンパス⇔阿見キャンパス]

集合場所:日立キャンパス生協・食堂前ロータリー

集合時間:9:30
出発時間:9:45
日立キャンパス帰学予定時間:18:15

[水戸キャンパス⇔阿見キャンパス]

集合場所:水戸キャンパス生協前

集合時間:9:45
出発時間:10:00
日立キャンパス帰学予定時間:18:15

 

【主催】
茨城大学地球変動適応科学研究機関(ICAS)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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