「山地の雲や霧がもたらした放射能汚染を解明:航空機モニタリングと数値シミュレーションによる解明」

ICASの堅田元喜講師、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構および産業技術総合研究所の研究者や民間企業の技術者による共同チームが、航空機による広域観測と数値シミュレーションを組み合わせた解析を行い、2011年の福島第一原子力発電所事故の際に山地で引き起こされた放射能汚染のメカニズムを解明しました。
本成果は、放射能汚染による健康影響評価の精度の向上に繋がるだけでなく、PM2.5などの大気汚染物質による地表汚染のメカニズムの解明(エアロゾル科学の発展)にも大きく貢献することが期待されます。
本研究成果は、2018年3月15日に総合的な環境学の専門誌である「Science of the Total Environment」の618号に掲載されました。