2020公開臨湖実習は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、初めての完全リモート型実習となりました。
今回の実習のラインナップは、
①巨大湖の生態系と環境問題ー霞ヶ浦や他地域の湖沼での調査・実験から理解する
②追跡!巨大ナマズー湖沼の外来生物問題の最前線
③巨大湖を図るーさまざまな最新調査ツールで霞ヶ浦の環境計測をしてみよう
の3コース。
(写真は昨年度の様子)
小型地曳網での魚類調査
学生が投網を練習中
フィールド実習の様子
釣獲されたチャネルキャットフィッシュ
採集された魚たち
事前の準備として受講者には自宅に送られてきた調査キットを使って、各地の湖沼などを調査してもらいました。
そして実際の実習は、霞ヶ浦の事例についての遠隔講義→湖から生中継動画配信→各地の学生の独自調査→参加者全員での意見交換という順序で行われました。
参加した学生にとって、水郷の豊かな自然やそこで生じている環境問題についてじっくりと考察してもらう機会になったと思います。
一部で通信トラブルはあったものの、学生の自宅からリモートで参加できる臨湖実習という新たな学びの可能性を感じる実習となりました。
(写真は今年度のもの)
画像は実習で採れたヌマチチブと外来ナマズの稚魚