日越大学気候変動適応・開発プログラム(VJU MCCD)の1期生の論文が公開されました。

メコンデルタの海面上昇等の浸水影響と適応策(特に防護)の費用効果分析に関す る研究です。
全球規模では海面上昇への堤防等での防護はそこまで費用対効果は高くないのに対して、メコンデルタに絞るとその効果は高いことを定量的に示しています。さらにマング ローブなどのグリーンインフラを組み合わせると適応費用は下がります。ただ、それだけメコンデルタでの浸水影響が甚大で対策を講じる緊急性が高いこ との裏返しともいえます。

今後もVJU MCCDから多くの研究成果が生まれることが期待されます。